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世界の馬窓から
超の付く良血牝馬のみがシーザスターズのお相手
来春のドバイワールドカップを最後に引退することが発表されているウオッカ。その後は日本には戻らず、そのまま愛国へ渡り、今年の凱旋門賞や英ダービーなどG?を6連勝し、来年から種牡馬入りするシーザスターズと種付けを行うというプランが報道された。
以前、シーザスターズについては?種牡馬として高い人気を誇ることになるだろう?とお伝えしたが、現地生産者の話では「初年度は6万5000ユーロ(約845万円)という種付け料で、交配は100頭までということになったようだが、種付けをしたくてもそう簡単にはできないようだ」と、すでに高い人気を誇っている。
「100頭と言っても、オーナーをはじめ自らの種馬場にけい養することとなったアガカーン殿下など、すでに80頭程度の枠は決まってしまっている。当然、そのすべてが良血馬ばかりなのだが、残り20頭についても、それこそ世界中の良血馬がその枠に入ってくる予定なんだ。産駒が国際レベルのG?を勝っているか、自身が国際レベルのG?を勝っているといった、“超”の付く良血馬でなければ、種付けさせてもらえないんだ。実際に、G?勝ち馬の姉妹というレベルでも断られてしまったよ。そういう意味では、ウオッカは国際G?のジャパンCを勝っているからね。もし、日本のG?しか勝っていなかったら、たとえG?7勝馬であっても無理だったかもしれない」(前出生産者)
両親合わせて13冠というビッグベイビーが、再来年に誕生することになる。
2009年12月26日
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