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世界の馬窓から

今年こそ女王2頭の直接対決は実現するのか!?

 年度代表馬にあたる米国のエクリプス賞は、ゼニヤッタを抑えてレイチェルアレクサンドラが選出されたが、両頭を支持する声は拮抗(きっこう)していると言われ、「2頭を選ぶべき」という声は少なくなかった。

 2頭の女王について「オールウェザーを口実にBCにも出走せず、直接対決を避けているのに何が女王だ」と指摘するゼニヤッタ派に対して、「オールウェザーでしか走れないから、カルフォルニアから出ないだけ」と反論するレイチェル派と、まさに真っ二つ。ファンはもちろんだが、米国の競馬関係者たちの間でも意見が分かれているようだ。

 昨年のBCを最後に繁殖入りが濃厚とされていたゼニヤッタが、現役続行を発表したことで「直接対決実現への期待が高まる」と一部メディアで伝えられた。しかし「可能性は極めて低い」との見解が圧倒的に多い。

 「レイチェル陣営は、これまでがそうであったように、ダートのレースしか選択していかないだろう。それに対して、オールウェザーを主流とするゼニヤッタ陣営が、カルフォルニア以外の州へ連れて行って、競馬をさせるという選択をするかどうか、ということになるのだが、やはり可能性はかなり低いだろうね。昨秋も話題になったが、莫大なスポンサーが付いてのマッチレースも現実味は低いはずで、今年も2頭の女王が存在することになりそうだ」(米国厩舎関係者)

 1年を締めくくるBCまでに果たして直接対決は実現するのか。“2頭の女王”の動向に注目したい。

2010年01月30日