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世界の馬窓から

不安を残す米トレーニングセールの幕開け

 現地時間16日、米国・フロリダ州のオカラで、今年の2歳馬トレーニングセールの先駆けとなるOBS(オカラブリーダーズセール)が行われた。

 昨年の売却頭数93頭、総売り上げ986万8700?(約8億8000万円)、平均価格10万6115?(約950万円)に対し、今年は売却頭数66頭、総売り上げ641万4000?(約5億7000万円)、平均価格9万7182?(約870万円)と、軒並み昨年を下回る結果となった。

 血統よりも仕上がりの早さが売りと言われる同セール。1F10秒1というタイムで駆け抜けたTiznow産駒の牡馬が最高価格となる47万5000?で落札されたが、40万?台が3頭のみ。不況の影響をうかがわせるマーケットとなった。

 さらに、近年はむしろ敬遠される傾向が強いとされる好タイム馬だが、それでも当セールではある程度の値段で取引されてきていた。しかし、今回は1F10秒0という最高タイムを記録した2頭。D’wildcat産駒の牝馬は13万?(約1170万円)で落札されたものの、Pomeroy 産駒の牝馬は5万?(約450万円)で主取りとなってしまった。

 次の2歳セールは現地時間3月2日にフロリダ州・カルダー競馬場で行われる、ファシグティプトン社主催のカルダートレーニングセール。毎年、高額馬が続出することで知られているが、果たして今年はどのような結果となるのだろうか。日本人バイヤーも多数参加する予定との情報もあり、POGに向けても見逃せない。

2010年02月27日