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世界の馬窓から

世界中が注目した“名牝対決”はひとまず幻に…

 2月21日号でも紹介した、アップルブラッサム招待Hでの米年度代表馬レイチェルアレクサンドラと、BCクラシック馬ゼニヤッタの直接対決。賞金が例年の10倍となる500万?(4億5000万円)に増額され世界中から注目を集めていたが、世紀の直接対決は残念ながらお預けとなってしまった。

 当初予定されていた4月9日の決戦に向け、両馬とも13日に今年の初戦を迎えた。サンタアニタパーク競馬場で行われたサンタマルガリータHを順当に勝ち上がったゼニヤッタに対して、フェアグラウンス競馬場で行われたニューオリンズレディースSに出走したレイチェルは2着に敗れてしまったのだ。

 厩舎関係者たちも「いくら久々の実戦だったとはいえ、まさか負けてしまうとは信じられない」と驚きを隠せないようだ。陣営が示した見解同様、多くの厩舎関係者たちも「トップフォームになかった」ことを敗因に挙げている。

 「調整が間に合っていなかったようだ。それでも実力で何とかクリアできるということで出走したのだろう。注目を集めていただけに、間に合わないとは言えないというプレッシャーがあったのか」(現地厩舎スタッフ)

 今後については、現段階では未定のレイチェルに対して、ゼニヤッタはそのまま予定通り本来の50万?(4500万円)となるアップルブラッサム招待Hに出走する模様。「こうなるとドバイWCを勝つ姿が見たかった」という声もあるなか、歴史に残る決戦は、ひとまず今回は幻となってしまった。

2010年03月27日