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世界の馬窓から
欧州トップホースの参戦が今後の課題
前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3を制したレッドディザイアを筆頭に、ドバイ・ミーティング(27日・メイダン)で期待を集めた日本勢だったが、ドバイ・シーマクラシック(芝2410m)でのブエナビスタの2着が最高着順という結果に終わった。
同レースを勝った英国のダーレミは、欧州の最強牝馬決定戦のひとつとされるヨークシャーオークスなどを制していて、現地の厩舎関係者たちからは、?ブエナビスタ?の最大のライバル」という見方をされていた。
「ダーレミ以外、本当の意味での欧州トップクラスが見当たらないレースだったから、順当な結果と言えるだろう。そのダーレミに4分の3馬身差まで迫ったブエナビスタの走りは素晴らしかったし、牝馬同士ならば欧州のG?でもチャンスはあるはず」と、欧州厩舎関係者たちは高い評価を与える。
また、欧州ブックメーカーの前売りでは、人気の中心となっていた社もあったレッドディザイア。11着惨敗という結果については「スローペースになってしまい、引っ掛かってしまったから仕方がない」という反応が並ぶ。
これまでのダートから、芝の適性も武器となるオールウェザーになったということで、各国からの参戦が見込まれたドバイ・ミーティング。ゴールデンシャヒーンは米国から遠征してきたキンセールキングが制したものの、「やはり時季的に、本当の欧州のトップクラスは参戦しづらい」と欧州厩舎関係者たちは口をそろえた。
2010年04月03日
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