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世界の馬窓から

欧米から“お買い得”な種牡馬が集まる国とは…

 東ヨーロッパに位置するトルコ共和国に、欧米から種牡馬が次々と輸出されている。

 日本にも産駒を残していて、短距離血統としておなじみのデヒア。アーリントンミリオンを制し、ジャパンCにも出走した経歴を持つパワーズコート。あるいは、04年のケンタッキーダービーでスマーティージョーンズの2着に入るなどの実績を残し、クールモアグループの米国での拠点であるアシュフォードスタッドで種牡馬生活を送っていたライオンハートなどの名前が並ぶ。

 ほかにも、フランスで種牡馬としてナタゴラを輩出するなど成功を収めたディヴァインライトも、初年度産駒たちがデビューする前にトルコに輸出されていた。

 欧米のエージェントたちは「ここ最近、特に種牡馬に関するオファーが多くきている」と話す。「ヨーロッパで言えば、チェコやイタリア、南米ではチリやアルゼンチンなどが、頻繁に種牡馬の導入をしているのだが、ここ最近のトルコはそれらよりも明らかに活発だよ。どうやら、ジョッキークラブが積極的になっているということなのだが、馬産業を取り巻く環境が厳しいなかだからこそ、逆に安くいい馬が買える可能性が高いということ。しかも、まだ有力馬たちの獲得を目指しているという情報もあるんだ」(某エージェント)

 トルコ産馬たちが世界の大舞台で活躍するという日が、現実となるかもしれない。

2010年04月24日