1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

世界の馬窓から

チャーチルダウンズの鬼がダービー連覇

 現地時間の5月1日、ケンタッキー州チャーチルダウンズ競馬場で、第136回ケンタッキーダービーが行われ、2番人気でMaria’s Mon 産駒のSuper Saverが2分4秒45のタイムで一冠目を制した。

 不良馬場のなか、好位から積極的なレース運びを見せて押し切ったということで「後ろの馬たちに向いた流れで好位から押し切ったのだから、力があるということ」という評価を厩舎関係者たちからは受けている。管理するのは、米国トップトレーナーの一人であるT・プレッチャー調教師。今回が同レース初制覇ということで話題となっているが、それよりも手綱を取っていたC・ボレル騎手の連覇に「またアイツだ」と驚きの声が上がっているのだ。

 昨年のWSJSに参戦したのをご記憶の方もいるはずだが、女傑レイチェルアレクサンドラの主戦騎手と言えば、より分ってもらえるはず。米国の競馬関係者たちの間では、“チャーチルダウンズならばC・ボレロ”という認識をされている。

 「今回にしても、内からスルスルと上がってきて、4コーナーで逃げた馬の外のスペースを抜ける、これ以上ないレース内容。アイツにしかできないだろうね。4コーナーでどの馬がどう膨らむかということも、すべて見切っているようだ。とにかくチャーチルダウンズは鬼だよ」(現地厩舎スタッフ)

 2週間後に行われるプリークネスSでは、同馬の2冠、そして同騎手の連覇(昨年はレイチェルアレクサンドラで勝利)が達成されるかどうかに、世界の注目が集まる。

2010年05月08日