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世界の馬窓から

注目の米3冠ラストラウンドは王者不在のレースに…

 15日、ピムリコ競馬場を舞台に、米国3歳クラシックレースの2冠目となるプリークネスS(ダート約1900m)が行われ、2番人気のルッキンアットラッキーが見事に栄冠を手に入れた。

 カーリンなどを輩出したスマートストライク産駒となる同馬は、2歳時にノーフォークSなどG?3勝を含む6戦5勝という成績を残している。唯一の敗戦となったBCジュヴェナイルで2着に敗れたものの、米最優秀2歳牡馬に輝いた。

 前走のケンタッキー・ダービーでは1番人気に支持されながらも6着に敗れてしまったが、今回はそのダービー馬スーパーセイヴァーをはじめとするライバルを倒し、見事巻き返しに成功したということになる。

 ダービーは悪化した馬場を、勝敗を分けた要因とする評価もあっただけに、最後の1冠となるベルモントSでの決着に注目が集まるはずだったが、レース直後にスーパーセイヴァー、ルッキンアットラッキー陣営ともに回避を発表した。

 スーパーセイヴァーを管理するT・プレッチャー師は「少しリフレッシュをさせて様子をみたい」と話し、「彼がチャーチルを好きなことは分かっている」と秋のBCを目指すことを示唆した。

 一方、ルッキンアットラッキーを管理するB・バファート師は、一部でささやかれる距離不安説も含めて、「このレースは厳しく、長い。これまで3冠に挑戦してきた馬たちは、その後に休養を与える必要があった」と回避の意向を表明している。

 それぞれの王者の姿がない最後の1冠の行方に注目が集まる。

2010年05月22日