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世界の馬窓から

好スタートを切ったストームキャット産駒の新種牡馬

 今年の新種牡馬と言えば日本では当然ディープインパクトだろう。一方、米国ではベルナルディーニが注目を集めていると以前にお伝えしたが、現在トップを走っているのはストームキャット産駒のブルーグラスキャット。2歳全体のリーディングでも5位につけている。

 現役時代は2歳戦から活躍して、06年ケンタッキーダービーではバルバロの2着に好走。ベルモントSでも2着に入り、ハスケル招待H(ダート9F)でG?タイトルを手にした。

 ベルナルディーニとは、競走馬としても、種牡馬としても同期となるのだが、現地のホースマンたちからは「どちらもベルナルディーニの方が上」という評価をされる。それでも初年度4万?(約360万円)とまずまず高額の種付け料だったにも関わらず、満口となる人気ぶりを示した。現地の生産者によると「登録されたのは120頭程度だが、種付けしたのは150頭以上だった」ということなのだ。

 今回、スタートダッシュを決める形となったのだが、生産者たちは「十分予想できた」という見方を口にする。「この系統らしくたくましい筋肉で力強いタイプが多いので、成功するとは思っていた。それに自身が2歳戦から活躍していたので、ある程度早い時期から動いてくるだろうという予測はされていた。秋、来年に向けて一層活躍するはず」(某生産者)

 いまもなお、ベルナルディーニに軍配を上げる声は多いが、まずはブルーグラスキャットが一歩リードした形となっている。

2010年06月05日