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世界の馬窓から

世界的名血が大爆発!種牡馬キングズベスト

 6月5日、英国のエプソム競馬場で第231回ダービーが行われ、デビュー3戦目のワークフォース(父キングズベスト)が、ラムタラのレコードタイムを更新する2分31秒33でV。7馬身差の歴史的圧勝劇を演じた。

 今年は本場のダービーだけでなく、エイシンフラッシュが日本ダービーを制覇。キングズベストは?日英ダービーV?という偉業を達成したことになる。その母アングレッタは、凱旋門賞馬のアーバンシーなどの名馬を輩出している世界的な良血馬で、何とシーザスターズ、ガリレオはおいにあたる。00年の英2000ギニーではジャイアンツコーズウェイを破っており、けがのため3歳で引退したが、競走馬としても超一流という評価を受けていた。

 01年に種牡馬入りし、これまでにサセックスSを制したプロクラメーションをはじめ、G?勝ち馬を輩出している。しかし今年の種付け料1万5000ユーロ(約180万円)が示すように、決して超人気種牡馬という存在ではなかった。

 その理由について、厩舎スタッフをはじめとする欧州関係者たちに尋ねると「豊かなスピードを受け継ぐ産駒が多く、非凡な能力を感じさせる馬もいる。だけど、とにかくメンタル面が難しいというイメージが強いんだ」と口をそろえる。

 アーバンシーを輩出した母か。それともキングカメハメハを筆頭に、日本でも大活躍をみせている父キングマンボの血の威力か―。はっきりとした活躍の要因は不明だが、今年からはPOGでもその名前は見逃せない。

2010年06月21日