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世界の馬窓から

不況の影響で米国のセールも低調なマーケットに

 7月13、14日にケンタッキー州で、米国では今年初めての1歳馬セールとなる、ファシグティプトン社主催ジュライセレクトセールが開催された。

 243頭が落札され売却総額は1841万4500ドル(約16億4000万円)。平均価格が7万5780ドル(約674万円)という結果となった。ちなみにすべての数字が昨年を下回っており、不況が影響したというのがコンサイナーなどセール関係者たちの見方のようだ。

 日本では1日違いでセレクトセールが行われたということで、バイヤーたちも邦人関係者の動向に注目していたが、ビッグレッドファームが3頭落札している。

 昨年より馬主資格を取得したシェイク・モハメド殿下をはじめとするチームドバイは、代理人であるJ・ファーガソン氏の名義で3頭を落札した。日本のセレクトセールでは1頭のみの購買にとどまったようだが、自国資本となった同社のセールということで、45万ドルでメダグリアドーロ産駒の牡馬を落札するなど、まずまず活発な動きをみせた。

 また、日米のセールでそれぞれ1頭ずつハットトリック産駒が上場された。日本では残念ながら1500万円の希望価格に届かず主取りとなったが、米国では牡馬が6000ドル(約534万円)で落札された。コンサイナーたちは「経済、そして種牡馬自身の状況を考えれば、大健闘の結果だろう」という感想を持ったようだ。

 8月に行われる同社サラトガセール、そして米国最大の1歳馬セールとなるキーンランド社セプテンバーセールと、1歳馬のセールが続いていく。

2010年07月17日