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世界の馬窓から

エーピーインディ系が第3の主流血脈に

 日本ではディープインパクト産駒がスタートダッシュを決め、SS系がさらに勢力を拡大し続けているが、米国ではミスタープロスペクター系とノーザンダンサー系という二大勢力に対抗して、エーピーインディ系が勢いを増している。

 以前、新種牡馬として紹介したベルナルディーニ以外にも、カジノドライヴの父として知られる03年の米年度代表馬マインシャフトや、エーピーインディの種牡馬としての地位を一気に高めた代表産駒プルピット。またその産駒で08年に米国フレッシュマンサイヤーに輝き、日本ではテスタマッタの父として有名になったタピットなど、その血を受け継ぐ種牡馬が増え続けているのだ。

 今年の米リーディングサイアー争いでも、4位にマリブムーンがランクインしているのを筆頭に、2歳戦ではスカイメサが5位、新種牡馬ランキングでは5位にシルヴァートレインなど、エーピーインディ系の種牡馬が名を連ねている。

 米国ではブリーダーやバイヤーたちに高い人気を誇っており「競走馬としてはもちろんだが、血統面も申し分ない。さらにミスプロやノーザンダンサーの血を引いていないので、クロスを気にせず配合できるということも魅力の一つだね。プルピットがそうであるように、競走馬としては超一流ではなくても、産駒から大物が登場するというのもセールスポイントだろう」と言われている。

 米国で高い人気を誇るストームキャットと並ぶ評価も受けているエーピーインディ。この血が日本でも勢力を拡大していくことになるのかもしれない。

2010年07月24日