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世界の馬窓から

愛国に移籍したポップロックが大きな勝利

 7月30日(日本時間31日)、愛国へ移籍したポップロックがゴルウェイ競馬場で行われた一般戦“ギネスレース”(芝14F)で見事に勝利を収めた。

 好スタートから2番手につけ、2周目の3コーナーで先頭に立つ積極的なレース運びで、後続に2馬身半差をつける快勝。この勝利で自身も調教師としての初勝利を飾った児玉敬調教師は「アップダウンが激しいゴルウェイで、ゴール前でもうひと伸びした姿に、この馬の能力の高さを改めて認識させられた。それと同時に、日本馬が通用するという確信を持つことができました」と笑顔で振り返った。

 現地の騎手や厩舎関係者たちも「ゴルウェイのきつい最後の坂を上って、もうひと伸びする馬は見たことがない」と口をそろえたように、その走りは強烈なインパクトを与えたようだ。

 今回のレースは一般戦ながらも、レーティング上では重賞に相当するメンバー構成だったということ。また、注目度が高いゴルウェイ開催ということで、各メディアもその勝利を大きく報じた。「日本馬は欧州でも通用する」と語ってきた同師の言葉を証明する形となった今回の勝利。「日本馬のスピードは大きな武器です。あとはこちらの馬場に順応さえできれば、十分に勝負になります」と力強く締めくくった。

 今後は21日のリステッドレース(準重賞)に照準を合わせて調整される。日本で頭打ちになったオープン馬たちにとって、新たな道を切り開いたという意味でも、歴史に残る?大きな1勝?となったはずだ。

2010年08月07日