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世界の馬窓から

歴史的名ジョッキーと比較されるR・ムーア

 ワークフォースを英ダービー馬へ、そしてスノーフェアリーを史上13頭目となる英愛オークス制覇へと導くなど、飛ぶ鳥を落とす勢いなのがR・ムーア騎手(26)だ。日本では昨年のジャパンCにコンデュイット(4着)とのコンビで参戦したことで、ご記憶の方も多いだろう。

 04年に132勝を挙げ、06年には23歳という若さで英国リーディングに輝いた天才ジョッキー。ここまで7年連続で100勝越えを続け、現在は“Sir”の称号を与えられた名伯楽・M・スタウト厩舎のファーストジョッキーとして活躍している。

 今年はビッグレースでの活躍もさることながら、104勝(8月12日終了時点)を挙げ、P・ハナガン、R・ヒューズに続き、英リーディング3位という好位置につけている。自身の最多勝となる08年の192勝をしのぐと言われるほど手綱がさえ渡っている。

 好調の要因については、キングジョージや英ダービーを勝っている自厩舎の活躍も大きいが「キーラン(ファロン)やフランキー(デットーリ)の絶頂期に勝るとも劣らないほど、力を付けている」と、厩舎関係者たちの間では評価されているようだ。

 「ここ数年の活躍をみれば実力は一目瞭然(りょうぜん)だが、特に今年はいいリズムで乗れている。最多勝更新も可能だろう。とてもまじめで、寝ても覚めても馬、そして競馬のことを考えているとタイプだから、さらに進化できるはず」(現地厩舎関係者)

 英国のトップジョッキーたちを押しのけ、伸び続けているR・ムーアの今後に注目が集まる。

2010年08月14日