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世界の馬窓から

手綱さばきに衰えはない名手ファロン

 昨年の9月4日、約2年ぶりに現役復帰を果たした名手K・ファロン。09年の8月16日号でも「いきなり結果を出してくるだろう」という現地関係者たちの声を紹介したが、その通りに結果を残し、わずか数カ月で50勝を挙げた。凱旋門賞で人気薄のキャバルリーマンを3着に導くなど、大舞台でも存在感を示している。

 シーズン開幕から騎乗し、本格復帰となった今年は、英国を中心にここまで87勝(8月19日終了現在)を挙げており、先週に紹介したのR・ムーアなどに続き、英国リーディング5位につける活躍を残している。

 M・スタウト、A・オブライアンといった欧州のトップ厩舎の主戦を務めてきた同騎手。今年は勝ち星の約25%にあたる20勝を、日本では05年のジャパンCを制したアルカセットで知られているL・クマーニ厩舎の所属馬で挙げている。今年唯一の重賞勝ちとなる伊オークス(G?)も同厩舎のコントレダンスとのコンビだ。

 「キーランならばもっとビッグレースを勝てるはずだ」という見方をする現地厩舎関係者たちは少なくなく、特に母国である愛国ではその騎乗ぶりに「さすがキーラン」と賞賛が送られている。

 「キーランの?真骨頂?でもある、ゴールまで馬を走る気にさせる技術は健在だし、さすがとうならせられるね。昨年の凱旋門賞を見てもわかるように、いまの奴にはとにかくチャンスのある馬が必要なんだ」(愛国厩舎スタッフ)

 J・ムルタに負けず劣らず高い人気を誇る名手の手綱さばきは、やはりさびついていなかったようだ。

2010年08月21日