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世界の馬窓から

大旋風を巻き起こしている欧州の人気種牡馬

 7月24日のキングジョージで11馬身の圧勝劇を演じ、凱旋門賞の大本命に推されながらも、故障のために引退に追い込まれたハービンジャー。その父であるダンシリに熱い視線が注がれている。

 世界の主流となっているデインヒルの直子で、これまでにもG?ウイナーを輩出。06年の凱旋門賞でディープインパクトを差し切ったレイルリンクも同産駒にあたる。種牡馬入りした01年には8000ポンドだった種付け料が、08年には約10倍の7万5000ポンド(約980万円)にまで跳ね上がっており、欧州では人気種牡馬として地位を確立しているのだ。

 その産駒たちが、ハービンジャーのキングジョージ制覇を皮切りに、大旋風を起こしている。1日に米国サラトガで行われたダイアナS(G?)をプロヴィゾが勝ち、8日には愛国でゾファニーが2歳G?・フィーニクスSを制し、3週連続G?制覇を達成。獲得総賞金で英リーディング2位につけている。

 現役時のダンシリはサセックスS2着などの成績を残したが、G?には手が届かなかった。種牡馬入り当時は「実績より、血統と馬体が売り」という認識をされていた。

 ところが産駒が生まれると「見栄えのする産駒が多い」と注目を集めた。実際、その馬たちがデビューすると期待通りの活躍を残し、種牡馬としてのサクセスストーリーをつかんだのだ。

 世界中で結果を出している人気種牡馬で、シーザスターズの半弟(現1歳)もダンシリ産駒。日本にはあまり輸入されていないが、これから大物が現れても不思議ではない。

2010年08月28日