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世界の馬窓から

今回は純粋にマーケットで評価されたガリレオ

 5日から7日まで、英国タタソールズ社が主催するセレクトセール・オクトーバーイヤリングセールブックIが開催された。

 米国キーンランド社、愛国ゴフス社の後ということで、マーケットの動向に注目が集まった当セール。最高価格となったガリレオ産駒の牡馬が120万ギニー(約1億4860万円)を記録したが、50万ギニー(約6190万円)を超えたのは8頭のみ。総売上、平均価格ともに昨年からダウンした。

 景気が戻ったという見方もあった米国キーンランド社と比べて、「それ以上に買い手市場のマーケットだった」とコンサイナーやバイヤーが口をそろえる。「ガリレオ産駒たちが価格を引っ張った形だが、全体的には比較的安価で、買いやすいマーケットだった。ポンドが弱いということで、外国人バイヤーにとってはさらにお買い得だったはず」(現地コンサイナー)

 セールの売り上げをけん引したガリレオ産駒は、前述の最高価格馬を筆頭に、90万ギニー(約1億1140万円)、60万ギニー(約7430万円)、55万ギニー(約6810万円)と、トップ5のうち4頭を占める形となった。

 愛国ゴフス社のセールでは、ガリレオをけい養するクールモアグループが産駒の価値が下がらないように積極的に落札するという動きがあった。しかし、今回は他のバイヤーたちも積極的な形動きをみせており、純粋な評価と言える。

 邦人関係者でも、多田信尊氏が20万ギニー(約2480万円)でガリレオの牡馬を落札している。今後の動向に注目したい。

2010年10月16日