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世界の馬窓から

大物現役馬の上場が注目されるミックスセール

 11月7日(日本時間8日)に、米国のケンタッキー州でファシグティプトン社主催のノベンバーセールが開催される。

 通称“ミックスセール”と呼ばれるこのセールには、当歳馬、繁殖牝馬、種牡馬、そして現役の競走馬も上場される。なかでも毎年、話題の中心となるのが現役競走馬。過去には?超?がつく大物が取引された経緯もあり、また、高値が付くことでも注目を集めている。

 08年には数日前にBCジュベナイルフィリーズを勝ったばかりのスターダムバウンド(父トリッピ)が上場され?めったにないこと?と大きな話題を集めた。すでに繁殖牝馬としての高い価値が約束されており、翌年のケンタッキーオークスなど、名誉あるクラシックタイトルも狙える状況から570万ドル(約4億5600万円)という高値で落札された。

 それ以前にも、ブリーダーズCの勝ち馬や、3歳、古馬のチャンピオンが、当セールや直後に行われるキーンランド社のセールに上場されたことはあった。しかし、将来性豊かな2歳チャンピオンが上場されるというのは極めてまれなケース。日本とは比較にならないほど、現役馬のトレードが活発な欧米でも珍しかったようだ。

 今年もエイコーンSを勝ったギャビーズゴールデンギャルをはじめとする超良血馬たちが上場される予定だが、これからカタログに大物が加わる可能性は十分。「今年もブリーダーズカップが終わってからの超大物の上場が楽しみ」とバイヤーたちがざわめいている。

2010年10月30日