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世界の馬窓から

連勝記録が途切れても女王ゼニヤッタの人気は健在

 現地時間6日、全米、いや世界中の注目を1頭の牝馬が集めていた。無傷の20連勝、そして連覇をかけてBCクラシック(チャーチルダウンズ・ダート約2000m)に挑んだゼニヤッタだ。

 勝ち星のほとんどがオールウェザーでのものだったが、レース前、管理するJ・シレフス調教師は「ダートでの走り方が非常にいい」と前向きなコメントを発しており、『チャーチルダウンズのダートでもやれるのではないか』という期待の声が多かった。

 レースは?定位置?である最後方から猛然と追い込んだが、頭差届かず2着。デビューからの連勝記録が途切れ、BCクラシック連覇の夢もかなわなかった。しかし、そのレースぶりについて米国では『素晴らしいレース』と称賛されている。「いつも通り最後方を進み、直線で追い込んでくる彼女らしい競馬をしての結果だから仕方がない。あそこまで追い込んでくるのだから、やはりトップクラスの実力の持ち主であり、歴史に残る名馬だ」(現地厩舎スタッフ)

 当初は、これがラストランと報道されていたのだが、レース後に現役続行の可能性が伝えられ、各方面で話題となっている。ただ、オーナーサイドから正式なコメントは発表されておらず、引退か、それとも現役続行かは、白紙の状態ということ。年度代表馬の行方とともに、今後の動向に注目が集まる。

 同レースには日本からもエスポワールシチーが挑戦。果敢に先行したが10着に敗れた。ダートの本場と言われる米国の牙城を崩すのは、やはり並大抵のことではない。

2010年11月13日