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世界の馬窓から

今年のジャパンC外国勢は現地でも低評価!?

 エリザベス女王杯を快勝した英愛オークス馬・スノーフェアリーが残念ながら出走回避。今年のジャパンCは、もともと?頭数はそろったが層が薄い?と評されていただけに、一気に日本勢有利という見方が広がっている。

 8頭が参戦する外国勢のなかで、凱旋門賞6着のマリヌスがレーティングトップ(118)という状況に、欧州の厩舎関係者たちからも「今年は相当小粒なメンバーになった」という評価が聞こえてくる。

 大将格になりそうなのが、愛国のトップトレーナーであるA・オブライエンの管理馬で、前走のカナディアン国際S(G?)を勝っている3歳馬ジョシュアツリー。しかし「超A級とは言えない」というのが現地の評価なのだ。

 「まだキャリアが6戦と浅く、未知の魅力はある。距離は違うが硬い馬場のアスコットで勝っているから、速い馬場への対応力もそれなりにありそうだし、可能性がないわけではないのだろう」とある現地厩舎スタッフは評価する。ただ「現時点ではヨーロッパのトップクラスと比較すると、一枚落ちと言わざるを得ない。カナディアン国際Sにしても、近年まれにみるほどレベルが低い北米芝路線のなかの、さらに裏街道。高評価は危険だろう」と率直な意見も語ってくれた。

 近年のジャパンCについて欧米では「実力ではなく、あくまで日本の速い馬場に対応できるかどうかがポイントになる」という見方がされている。今年も格ではなく、馬場への対応力を持つ外国馬にしかチャンスはなさそうだ。

2010年11月27日