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世界の馬窓から

ゼニヤッタの米年度代表馬は同情票も後押し!?

 世界的に牝馬の活躍が目立つ昨今。日本ではブエナビスタが10年の年度代表馬に選出されたが、報道の通り米国でも牝馬であるゼニヤッタがその座を手にした。BCクラシックではブレイムに敗れたものの、デビューからの連勝記録を?19?に伸ばすなど、米国中を熱狂させた活躍が認められたことになる。

 「BCクラシックも負けてしまったとはいえ鼻差で、ほぼ勝ちに等しい内容だった。実際レース後、勝ったブレイムは息がなかなか入っていなかったのに、ゼニヤッタはすぐに息が入っていてもう1レース走れるんじゃないかと思わせるほど。やはり米国競馬史に残る名馬であることは間違いない」(現地厩舎スタッフ)

 ただ、年度代表馬以外の部門では、ほとんどがブリーダーズカップの勝ち馬たちが選出されている。選出前から?ゼニヤッタが選ばれるのかどうか―?と注目を集めていたことからも?同情的なのではないか?という意見も聞こえてくる。

 「ゼニヤッタの実力や功績を否定することはないし、むしろ素晴らしいと称賛の言葉を贈りたい。ただ、最後の決戦であり、年度代表馬を決めるうえで常に重要視されてきたBCを勝ったのはブレイム。ゼニヤッタに少し同情票があったと言われても仕方がないのではないか」(別の厩舎スタッフ)

 日本でも過去に何度も、年度代表馬について意見が分かれたケースがあった。一部メディアの票だけではなく、競馬を支えるファンによる投票も加えて選出されてこそ、本当の年度代表馬と言えるのではないだろうか。

2011年01月22日