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世界の馬窓から

“怪物”フランケル陣営の次走に注目!

 牡馬クラシック第1弾・皐月賞は、戦前の混戦ムードに反してオルフェーヴルが快勝。ダービーでも中心的な存在となりそうだ。一方、英国では“怪物”と称され、圧倒的な1番人気に支持されたフランケル(父ガリレオ)が、期待通りの強さで英2000ギニーを制している。

 ペースメーカーが用意されたが自らペースを握ると、後続に影すら踏ませず6馬身差で圧勝。その圧倒的なレース内容に、レーシングポスト誌はレース史上最高となる133ポンドというレーティングを与えている。

 他の欧州の厩舎関係者たちは、2歳時にデューハーストSを勝った時点で「来年はあの馬にやられる」と白旗を揚げていた。新たなヒーロー誕生となったわけだが、英ダービーには向かわず、次走はセントジェームスパレスS(芝約1600m)の予定。各ブックメーカーではダービーの対象から外され、話題を集めている。

 以前から、距離適性について賛否両論があったフランケル。行きたがる気性のため、距離延長は不安という見解に対して、ガリレオ産駒という血統面から対応可能という声も上がっている。

 欧州は日本よりも距離適性について住み分けがはっきりしているため、今回の回避については「英断」あるいは「当然」という声が多い。ただ「シーザスターズ(09年英ダービー馬)も距離延長は不安と言われていた。ぜひ走ってほしい」という声も少なからずあるようだ。

 果たして今年の英ダービーは“怪物”不在で行われることになるのだろうか。

2011年05月07日