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世界の馬窓から

英国の歴史的名馬に挑むグランプリボス

 現地時間14日(日本時間15日未明)、英国のアスコット競馬場で行われるセントジェームズパレスS(芝1600m)に日本からグランプリボスが出走する。各ブックメーカーによって人気は異なるがその多くは20倍前後。やはり圧倒的な注目を集めているのが、ほとんどのブックメーカーが1倍台のオッズを付けている英2000ギニー馬フランケルだ。

 6馬身差で圧勝した前走はもちろん、ここまでの圧倒的なレースぶりから欧州競馬史に名を刻む名馬とさえいわれていてる英国の至宝。今回も2歳時に同じコース、距離で行われたロイヤルロッジS(GI)では10馬身差の圧勝劇を演じているということで「死角なし」という下馬評なのだ。

 現地の厩舎スタッフたちも「ここに照準を定めて、順調に調整が進められているようなので、よほどのアクシデントがない限り、フランケルで仕方がなさそうだ」と話す。

 一方、現地入りしてからも順調に調整が進められていると伝えられているグランプリボス。一部では日本からの刺客として取り上げられているが「フランケルが相手では厳しい」という大方の見方だ。ただし、日本を知る外国人騎手たちに聞くと「日本馬のスピードは欧州のトップレベルでも通用する」と警戒を強める。果たして欧州のトップに君臨するフランケルを相手に、日本で培われたスピードが通用するのか―。勝てば歴史が塗り替えられる。

2011年06月11日