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世界の馬窓から

今年の凱旋門賞はハイレベルでの混戦ムード

 欧州主要G?の一つ、エクリプスS(約10F)が2日、英国のサンダウン競馬場で行われた。5頭立てと少頭数だったが昨年の凱旋門賞馬ワークフォース、豪G?5勝後、A・オブライエン厩舎に移籍したソーユーシンクに加え、エリザベス女王杯を圧勝したスノーフェアリーも参戦。注目度の高い一戦となった。

 直線は2頭のマッチレース。1番人気に支持されたソーユーシンクがワークフォースを半馬身競り落とし、プリンスオウブウェールズS2着からの巻き返しに成功した。

 結果的にワークフォースを選ぶ形となったR・ムーア。残り600mで自らのペースメーカーを交わして、スパートをかけた騎乗に意見が分かれている。「もう少し仕掛けるのを我慢しても良かったのではないか」という声に対し、「ライアン自身も言っているように、力は出し切っている。交わされたのは馬の状態」という指摘も少なくない。

 ある厩舎スタッフは「陣営の慎重なコメントにも表れているように、いいころの出来にないのだろう。昨年もキングジョージで負けて秋に復活しているから、涼しくなって良くなるのかもしれない」と話した。

 凱旋門賞に向けては今回の2頭に加え、前走でソーユーシンクを破ったリワイルディング、日本から遠征予定のヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタの2頭も有力。また、現地では仏国の3歳馬を警戒する声が聞かれる。今年はハイレベルでの混戦となりそうだ。

2011年07月16日