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世界の馬窓から
英国からの刺客2頭はどちらも本気モード!
来週のエリザベス女王杯に向けて、昨年の覇者スノーフェアリーと、今年の英オークス馬ダンシングレインがすでに来日を果たしている。
スノーフェアリーは昨年、エ女王杯を4馬身差で圧勝すると、暮れの香港カップもV。今年はドバイミーティングを目指したが脚部不安で回避。その後は勝ち星こそないものの、愛チャンピオンSでソーユーシンクに肉薄し、続く凱旋門賞でも3着に好走するなど、欧州のトップホースとして存在感を示している。
今回の来日に向けて、7月からここまでに5戦を消化。しかも凱旋門賞後に英チャンピオンS(3着)に出走しているローテーションを危惧する声は現地でも根強い。しかしその一方で「昨年よりも強くなっているし、香港を勝ったときも体調は思わしくなかったんだ。精神力で克服するはず」と期待を寄せる厩舎関係者も少なくない。
一方のダンシングレインも負けず劣らず評価が高い。愛オークスこそ5着に敗れたものの、英オークスの内容、そして近2走のレースぶりから「さらに強くなっている」と評価が上がっている。
昨年はスノーフェアリーのR・ムーアが上腹帯を外して後検量を行った問題と、JRAによる“疑惑の散水”が話題を集めた。今年もやはり独特の高速馬場がポイントになるが「2頭とも対応できるはず」と日本を知る現地厩舎関係者はみているようだ。
2011年11月05日
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