先週の猛爆記者

石渡重伸

ようやくポップロックがＧ?ウイナーの仲間入り

　先週土曜の12Ｒ・仲冬Ｓは◎リザーブカードが快勝。出遅れ癖のある馬だけにスタートが最大の課題であったが、ゲート練習の甲斐あって今回はスムーズな発馬。スタートさえ決められればもう安心して見てられた。これまでは本命に推すたびに栗田師から「期待に応えられなくてゴメンね」と言われ続けてきたが、最近では「俺が本命にしたから結果が出なかったのでは…」と考えていただけに、今度は「俺が本命にしてあの勝ち方だから、相当強いと思いますよ」と切り返すことができるので少しホッとしている。

　さて、今週はグランプリ・有馬記念。牝馬のダービー馬・ウオッカ、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯とＧ?３連勝中のダイワスカーレット、天皇賞・春秋連覇を果たしたメイショウサムソン、マイルＧ?３連勝の偉業を達成したダイワメジャーなど、豪華な顔ぶれとなったが、自信の本命はポップロック。ビッグタイトルにはなかなか手が届かないが、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。ここでようやくＧ?ウイナーの仲間入りだ。

（美浦時計班・石渡重伸）

2007年12月21日