先週の猛爆記者

森元要輔

大舞台で冴えるあの騎手に賭ける！

　今年のＧ?レースの中で最もが難しいと目されていた菊花賞を幸運にも的中することができた。波乱の結果となったが、終わってみれば出走馬中、神戸新聞杯で最先着を果たしたオウケンブルースリが制し、２着は春のクラシックでもまれ、多くの経験を積んできたフローテーション。決して買えない馬券ではなく、この組み合わせで配当が思いのほかついたのは、先週弥永先輩が指摘したとおり「錯覚」によるたまものだろう。難しい時こそシンプルに。改めて考えさせられる勝負の格言である。

　さて今週の天皇賞・秋。ウオッカ、ディープスカイのダービー馬に加え、現役最強馬との呼び声が高いダイワスカーレット、そして勢いでは一番のドリームジャーニーが参戦し超豪華メンバーとなった。景気のいい話が聞こえない競馬界も久々に活気づいている感がある。そして、先週とは違った意味で的中するのが難しい組み合わせとなった。

　◎はカンパニー。去年のこのレース１、２着馬が不在なら３着だった同馬は当然浮上していい存在。今年すでに重賞を９勝。大舞台になればなるほど冴えわたる横山典が穴をあける！

　(美浦時計班・森元要輔)

2008年10月31日