先週の猛爆記者

工藤修

前走高レベル馬を狙う

　正直に言うと、先週の紙面で印を打った土日の新潟24レースの中で、最も気がなかったのが16日の日曜・新潟８Ｒだった。メンバー中、一番の素質馬だと思った◎マイネプリンセスがマイペースで逃げ切り、まじめに走ったらここでは決め手上位と感じた△ナナツダチが２着に追い込んで、馬単は５万2080円。気負わずにシンプルに考えたのが良かったようだ。ちなみに、このレースはハイレベルとは言い難い３歳上500万下。ここでの着順が次走へとつながるかどうかは疑問だ。

　さて、今週の狙いだが、ここ数週間では最も食指が動く自信の推奨馬を紹介したい。それは、土曜・新潟10Ｒのチノハテマデモだ。前走の苫小牧特別はメンバー構成、レース内容ともに1000万条件ではハイレベルの一戦。９着に敗れているが、それほど悲観することはないとみている。その後、涼しい北海道で調整。陣営からも状態の良さはお墨付き。今回のメンバーなら決して地力は見劣ることはなく、斤量増もこたえるほどでない。

（美浦想定班・工藤　修）

2009年08月21日