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先週の猛爆記者

武山修司

松岡ころがしで豪遊する!

 先週は土日合わせて馬単万馬券を2本的中。特に日曜・中山2Rは馬単で3万5990円もついたわけだが、筆者にとっては十二分に予想のできる結果に過ぎなかった。キーポイントは不良馬場。あそこまで水の浮いた脚抜きのいいダートになると、芝向きのスピードが要求される。その観点から1着ローゼウィーク、2着マイネルナロッサはともに芝での経験があった。特に後者の方は初ダートということもあって人気の盲点になり、おいしい馬券にありつけたわけだ。

 さて、今週の自信の◎だが、土曜・中京記念のマイネルスターリー。前走は2位入線も、直線は外へ外へ張り出す走りで無念の降着。休み明けで14キロ増、デビュー以来、最高の馬体重であったことからも、ひと叩きしての上積みは計りしれない。昨年3連勝してから地力強化は歴然で、前走のうっぷんを晴らし、重賞初Vを決める。

 松岡騎手の中京行きに合わせて、有力馬が多数そろった。なかでも3Rのコスモマクスウェル、5Rのシュヴァイツァー、8Rのモエレアイドルには食指が動く。平場は松岡騎手の複勝で転がして資金を稼ぎ、メインのマイネルスターリーの単勝で今週も大もうけ→豪遊といきたい。

(美浦想定班・武山修司)

2010年03月12日

著者紹介

武山修司

武山修司

1969年2月24日、千葉県出身。美浦想定班。温和な人柄で有名、通称「仏の武さん」。当たりの柔らかさを武器に、的確な情報を予想に反映させている。得意きゅう舎は尾形、奥平。蛯名、江田照騎手と親交が深い。