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先週の猛爆記者

林慶樹

▲は3番手扱いではなく、妙味のある単穴です

 先週の中京記念で馬単4万7360円を◎△で的中。馬三郎紙面上で初めて表紙を担当し、きっちり結果を出せたことには非常に満足している。もちろん、個人的にもきっちり馬券をゲット。今年一番の懸念材料だった車検代ができてうれしい限りだ。

 中京記念の予想のポイントは過去実績。直近の競走内容が悪い馬は往々にして不人気なものだが、これが地力のある馬だと人気の盲点になり、復活した時の破壊力は抜群だ。今回の高配当は、12番人気のタスカータソルテに△をつけられたことが大きい。08年の札幌記念でマツリダゴッホをねじふせた、好性能エンジン復活による激走は必ずあると信じていたからだ。こういう馬を探し、ローリスク・ハイリターンで狙うのが馬券勝利の最善策だと思っている。

 さて、今週のお薦め馬は、土曜・中京4Rエルブロンネ、10Rマイサイドキックの2頭。ともに紙面上で▲をつけている馬だ。エルブロンネは攻め量の割に仕上がっており、距離短縮は明らかにプラス。初戦にこそ妙味がある。マイサイドキックは今週が格上相手に並走先着。休養前に現級勝ちがあり、力を出し切れれば十分勝ち負けになる。

 ▲は単純な3番手扱いではなく、?単穴?として馬券的に妙味のある馬を選んでいるので、実は◎○よりお薦めしたい馬だったりもする。2頭とも単複は必ず買っておいてほしい。

(栗東時計班・林 慶樹)

2010年03月19日

著者紹介

林慶樹

林慶樹

1980年2月20日生まれ、大阪府出身。栗東時計班。“人は明日新たな悲しみを知る。だから今日の喜びを噛みしめるのだ”の心で日々の職務に励む。予想は過去実績などデータ重視の波乱待ちで、人気馬から印が抜けることはしばしば。最近は株取引に熱心。