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先週の猛爆記者

林慶樹

お薦め馬2頭+サイン馬で財布が破裂!?

 8月の暑さがウソのように去り、調教開始の朝6時は寒いくらいになった栗東トレセン。そのおかげで集中力がアップしたのかどうなのか、先週土曜の阪神で12R中7R的中と久々の猛打賞。1Rの馬単8750円を▲○ゲットとラッキーな形でスタートを切って波に乗ると、8Rで馬単9920円など終日勢いを持続して回収率231%(馬単ベース)を達成した。3連単の特大当たりこそなかったものの、満足のいく結果。馬券のもうけと給料日が重なり、財布にいやらしい厚みが発生している。

 さらなる上積みを目指して推奨する今週の狙い馬は2頭。土曜・阪神3Rのライクアゲイルは攻め気配が◎。同じ厩舎の先輩OP馬ワンダースピード、サクラロミオを相手に互角の動き。今回は10カ月ぶりと久々で息持ちの不安はあるが、それを差し引いても購入意欲をそそられる。

 日曜・阪神9Rのサワヤカラスカルは木曜坂路でラスト1F11秒9をマーク。切れ味鋭いフットワークは本当に素晴らしく、いつ大外からぶっ飛んできても驚けないと思っている。器用さに欠けるタイプで展開の助けはほしいが、休養前とそん色のない出来にあり、阪神コースは2勝2着2回と好相性。これは面白い馬券になるはずだ。

 最後に。狙い馬ではないがスプリンターズSはサイン的な馬券で勝負しようと考えている。テーマはベタだが「尖閣諸島沖の衝突事件」。ウルトラファンタジーとグリーンバーディーの香港馬2騎の馬連、ワイドをそれぞれ1点買いする。政治でも経済でも競馬でも中国に対して劣勢という状況はしのびないが、今回の馬券に関してはなぜか当たる気がして仕方がない。

(栗東時計班・林 慶樹)

2010年10月01日

著者紹介

林慶樹

林慶樹

1980年2月20日生まれ、大阪府出身。栗東時計班。“人は明日新たな悲しみを知る。だから今日の喜びを噛みしめるのだ”の心で日々の職務に励む。予想は過去実績などデータ重視の波乱待ちで、人気馬から印が抜けることはしばしば。最近は株取引に熱心。