先週の猛爆記者

森元要輔

資金を蓄えて菊の関東馬で大爆発

　プロ野球がいまだに“開催意義”に疑問符がつくクライマックスシリーズを行っている中、競馬界は秋のＧ?シリーズに突入。今週からは福島開催も始まり、１年の中でも最も忙しい１カ月となる。それでも業務が多いからといって、会社からの臨時ボーナスなんて出るわけがない。ならば、今週も自力でつかむ以外にない。

　幸いにして、先週の土曜・東京３Ｒ（◎→☆で馬単17万9290円的中）に続き、今週も“金”を運んでくれそうな馬が多くそろった。まずは土曜・東京１Ｒでロケットスタートを決める。ここはロジッツェルで大丈夫だ。ケイコの動きは未勝利馬のものではなく、ここでは断然の器。パワーで圧倒する。

　東京11Ｒ・富士Ｓは、マイネルファルケ。単騎逃げが約束されたメンバー構成。昨年のマイルＣＳ２着の実績を素直に信頼したい。

　日曜日は、東京２Ｒのコスモソーンパークと東京５Ｒのリアルインパクトは頭鉄板。特にリアルインパクトは、先々まで楽しみな逸材なので、注目してほしい。

　これらできっちり資金を蓄えて迎えるのは菊花賞。出走頭数こそ少ないものの、今年は関東馬にも十分チャンスがあるとみている。本命はトウカイメロディに打ったが、馬券的に面白いのはリリエンタール。馬がグンと良くなった印象で、穴馬として強くプッシュしたい。

（美浦時計班・森元要輔）　

2010年10月22日