先週の猛爆記者

文元仁

本来の形なら決め手がさく裂する！

　先週の土曜・福島10Ｒ五色沼特別の３連単74万馬券を▲◎△で的中。▲のダイナミズム（13番人気・単勝55.７倍）が高配当の使者となったわけだが、前走Ｖが余力十分の内容で、1000万下でも能力は十分に足りると思っていた。初芝ということでここまで人気が暴落したのだろうが、前走でも騎乗していた大野騎手は「いいスピードがありますし、芝変わりも問題なさそうですよ」と力強いひと言。筆者にとっては、まさにおいしい馬券だった。

　今週の狙い馬だが、日曜・東京７Ｒベゴニア賞のタイセイマテンロウを推したい。未勝利の鮮やかな差し切りで評価を跳ね上げた同馬。前走の百日草特別では押し出されるような形でハナに立たされてしまい、本望ではなかっただろう。「確かにペースは楽だったかもしれないけど、やはり行かせてしまうと味がなくなってしまう。短期放牧明けをひと叩きされて確実に出来は上向いている。厩舎の期待馬だし、５００万うんぬんではなく、先々まで期待している」と菊川師も大きな期待を寄せている。

　来春のクラシックを見据える骨っぽいメンバーがそろった印象はあるが、逆にそれだけ配当がつくと前向きに捉えたい。

（美浦想定班・文元　仁）

2010年11月26日