先週の猛爆記者

竹村浩行

正月の１Ｒから爆発した今年は違う!?

　正月競馬の醍醐味（だいごみ）の一つは?自分の予想の初当たりがどのレースであるか?ということ。初日で裏パー（裏パーフェクト＝全部ハズレ）などしようものなら、今年一年の先行きが不安になってしまう。

　それだけに、かたずを呑んで京都１Ｒを観戦していたが、わが本命のスズノオオタカ（３番人気）が楽々と抜け出して快勝。２着も色気を持って☆を付けたコロカムイ(８番人気)で決まった。コロカムイはデビュー戦できっぷのいい逃げを打って印象に残っていた馬。阪神の坂で止まったものの、京都なら粘り込める可能性はあるとみていた。馬単の配当は２万７５７０円。朝イチからなかなかいい仕事ができたようだ。他にもコラム『ナニワ金遊道』で挙げた８Ｒヒラボクキングが勝ち、京都金杯で推したガルボも接戦の２着。われながら上々のスタートが切れたと思う。今後も日々の研究を重ね、役立つ情報をひとつでも多く提供できるよう頑張ります。今年もよろしくお願いします。

　さて、今週の狙い馬を少々。一番のお勧めはコラムで挙げているので、それ以外の面白いところを数頭ピックアップ。まずは土曜・京都６Ｒトーホウリッチ。前走は道中でスムーズさを欠く場面があった。ケイコは実にシャープな動きで、出来には太鼓判が押せる。一変の可能性も十分。

　日曜は京都９Ｒのキタサンアミーゴ。完璧に立ち回ったとはいえ、前走の大人びたレースぶりは高く評価できる。少頭数で再度、自分の競馬ができそうなここは好勝負必至。

　月曜日は京都５Ｒのピエナメダリスト。小柄でもなかなかの瞬発力を持っており、坂のある阪神より平たんの京都が向きそうな印象。狙い目は十分だ。ぜひ参考にしてください。

（栗東時計班・竹村浩行）

2011年01月07日