先週の猛爆記者

安里真一

小倉のお宝馬は久々の今回が勝負!?

　昨年は予想記者ランキングでの“的中率１位”を狙った予想スタンス。１年間を通しての目標達成に充実感はあったが、そのことを意識しすぎたあまりに回収率が物足りなかった。今年は的中率・回収率ともベスト３の目標設定。もちろん自信はある。

　先週は土曜・京都５Ｒの馬単４万８１３０円を◎→△で的中。ズブさが目立つ良血馬◎ギュスターヴクライが、リスポリ騎乗で激変する…という見立てが見事にはまった。２着△ラルゴも「学習能力の高い馬」と熊沢がその素質を買っており、正直、万馬券になるとは思わなかった。オイシイ馬券はごろごろと転がっているということか。

　京都は今週から芝はＢコースを使用。Ａコースでは内＝硬い、外＝柔らかい馬場で、騎手からは「脚がかりが全然違う」という声が多く聞かれた。その硬い部分が仮柵でほとんど隠れるＢコースでは、先週までの傾向が当てはまらない可能性もある。

　今週は馬場傾向をつかみきれない京都は敬遠して、小倉競馬で勝負。土曜６Ｒのトウカイパラダイスは昨年３月にデビュー勝ちした素質馬。「長めを入念に乗り込んで好仕上がり。休養前はソエの影響で敗れたが、このクラスでも能力は十分通用する」と大賀助手が言えば、鞍上の川須も「ケイコの動きは良かったし、能力を感じました。息さえ持てば好勝負になると思います」と手応えをつかんでいた。次戦は間違いなく人気になるだけに、狙うなら久々の今回だろう。

（栗東想定班・安里真一）
　

2011年01月28日