先週の猛爆記者

松永篤

ブレーク中の田辺馬券で勝負！

　先週の日曜日は馬単の万馬券が見事に的中。中山２Ｒは１着▲アイティテイオー（３番人気）、２着◎コパノハリケーン（11番人気）で決まり１万８６３０円の高配当がヒット。最終レースでは７番人気の◎デュアルプロセッサが鮮やかに突き抜け、２着△ウインバンディエラ（５番人気）との組み合わせで１万４０５０円。年明けから馬券の調子はうなぎ上りで、幸運の波が次々と押し寄せている。

　先週は中山で高額配当がヒットしたが、今週の馬券の主戦場は小倉で決め打ちたい。前開催まで現地に滞在していたことで、情報と名残？が残っており、こちらも馬券の相性は悪くない。狙いたいのは小倉で勝ち星を量産している田辺騎乗の馬たちだ。土曜日はなんと12レース全てに騎乗している。

　中京記念のラフォルジュルネのハンデが52キロ以下の場合は、減量する必要があり、当日の負担を軽くするためにも騎乗数を制限する予定もあった。だが、ハンデが54キロと思いのほか重かったことで、騎乗依頼を承諾してバリバリと乗っている。３連勝中の上がり馬ラフォルジュルネはあえて説明を省き、ここでは他に馬券になりそうな騎乗馬をピックアップする。

　４Ｒのピエナクリスタルは前走２番人気で12着に大敗したが、雪と強風の悪天候（このレース直後に開催延期が発表）が影響したもの。力負けではないだけに、人気が落ちるなら絶好の狙い目だ。

　６Ｒのサマーコードは休養前にしんがり負けしているが、連戦の疲れがたたってのもの。敗因は明確で、巻き返す力を持っている。

　12Ｒのウインキングストンは、前走テン乗りで３着。休み明けの分、毛ヅヤがもうひとつだったが地力で健闘した。叩いた上積み加え、差しが決まり出す開催後半なら勝機も十分にある。

（美浦想定班・松永　篤）

2011年03月11日