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先週の猛爆記者

木村拓人

今年の春天はステイヤーが波乱を呼ぶ!

 先週に引き続き爆裂コラム担当となったが、先週は土曜・京都4Rの馬単1万2610円が目立つ程度で、○▲で引っ掛けたもの。本命が来ていない時点で少し恥ずかしいので詳細には触れず、今週の狙いをしっかり書かせていただく。

 コラム(紙面、ネット版、携帯に掲載)でも少し触れたが、今年の天皇賞・春は非常に興味深いメンバー構成。人気が予想される4歳勢は確かにレベルが高いが、それはあくまで中距離でのこと。ローズキングダムは菊花賞2着があるとはいえ、勝ちに行ってのものではなく、拾いにいった2着という印象が強い。実際、逃げ馬が楽をしているのが分かっているのになかなか動けなかったのは、ジョッキー自身も距離に不安を感じていたと捉えている。だいたいこういう年は、決まって積極的にレースを運ぶことができるステイヤーが高配当を運んできてくれる。

 当初はマイネルキッツ、コスモメドウ、コスモヘレノスの“ビッグレッド3人衆”を買おうと思っていたが、直前で気になりだしたのがジャミールだ。3000m超のレースで崩れたのは昨年の天皇賞・春のみ。しかも、道中に大きな不利があってのもので、力不足と決めるのは早計だ。それに前走のレースのような直線だけの競馬がお決まりになっているような感じだが、本質的にはじわっと脚を伸ばしていくタイプ。それだけに固定概念を持たないウィリアムズ騎乗は大きな魅力。スタミナ勝負に持ち込みたいコスモ&マイネルの流れに乗る形になれば、ジャミールの秘めた能力が爆発するはずだ。

 WIN5の対象レースからは、日曜・新潟11Rのスピリタスがお薦め。開幕したばかりとはいえ、新潟は差しが利く馬場状態。近走は不完全燃焼の競馬が続くが、新潟の直線ならこれまでのうっぷんを一気に晴らせる。

(栗東想定班・木村拓人) 

2011年04月29日

著者紹介

木村拓人

木村拓人

1980年9月6日生まれ、宮城県出身。美浦想定班。時間を見つけては北海道から海外へと脚を運び、そのバイタリティは業界随一。2010年3月に美浦から栗東に移ったが、2012年4月から再び美浦所属となり、活動範囲を広げている。得意レースは2、3歳戦。