先週の猛爆記者

宣言通りに、世界チャンプを断固支持！

　先週は土曜・中山11ＲながつきＳ（１万9550円）、日曜・中山10Ｒ茨城新聞杯（１万1810円）の馬単予想が的中。両レースともに１番人気を集めた馬を中心には推せないと判断。条件適性を最重視して、自分なりに吟味した結果で印を打ったが、自信度といえばＣクラス。レース展開などもうまく記者の予想に味方してくれたようで、運良く当たってくれた次第。ただ、その見立てで的中できたとなれば、これこそ記者に流れが向いてきたと言えるのではないだろうか。３週前当欄に登場した際に宣言した通り、今週はスプリンターSを獲りにいくつもりだ。

　さっそくだが、結論から申し上げる。狙いは◎ロケットマン。相手も○ラッキーナイン。この馬単を本線に、１、２着固定した３連単を買う。若いころから、東、もしくは東南アジアの方との交流が活発で、一部の同業者から「ASEAN工藤」と呼ばれた当方。香港競馬にも関心を持っており、大病した６年前こそ行けなかったが、９年前から年末の国際Ｇ?香港ジョッキーＣＣにはかかさず参戦している。

　精英大師（サイレントウイットネス）の直線競馬での圧倒的迫力のある走りに度肝を抜かれてから、ことさら香港スプリント界には注目をしてきているのだが、昨年の香港スプリントはメンバー構成、内容を鑑みると、歴史に残る名勝負だった思っている。結果２着と敗れはしたロケットマンだが、勝ったジェイジェイザットプレーン以上の強さと感じられ、まさしく世界チャンプのすごみが伝わってきた。

　その後、今年になりドバイ、自国でのＧ?制覇と貫禄をつけての初来日。遠征を全く苦にしないわけではないだろうが、それでもここでは役者が違いすぎる。想像していた以上の人気となったが、それでも断固支持したい。逆転も考慮したいラッキーナインだが、それがあるとすればホームで迎え撃つ12月の沙田になるのでは。今年もマカオのリオ桑拿でホットミルクが浴びれそうだ。
　
（美浦想定班・工藤　修）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2011年09月30日