先週の猛爆記者

ＯＰ馬の下で再度ひと儲け

　新年早々に取り上げてもらえるとは縁起がいい。５日の中山６Ｒで◎ブリッジクライムが快勝。追い切りが坂路中心でそれほど目立つ時計を出していなかったが、相殺して有り余るほど魅力的だったのが血統。オープンで活躍するカリバーンの妹だということ。早い時季から活躍する牝馬を多く出すゼンノロブロイに父親が変わったことで、なおさら食指が動いた。単勝２４００円、馬単３万３０２０円はおいしすぎた。

　それよりも実になったのは中山９ＲジュニアＣのオメガホームランの単勝４４０円。昨夏に函館競馬場で見て以来の“愛馬”で、ようやく能力の半分くらいは見せてくれた気がする。お年玉を配りすぎて薄っぺらになっていた財布が、以前の倍くらいに膨らんでしまった。

　今週末のメイチ勝負は日曜中山９Ｒのリアルフレア。シンゲン、ヤングアットハートの弟で二千の距離はぴったり。小宮助手は「前走は前に進んで行かなかったが、最後に脚を使っている。状態面は断然上と言えるし、折り合い面を考えると距離も大丈夫」と強気だった。新馬戦が楽勝だったミステリーコードとの馬連１本でいけるとみている。

（美浦想定班・安川時男）

2012年01月07日