先週の猛爆記者

見落としがちな予想ファクター

　先週は肝心のコラム「所得倍増ミッション」はひとまず小休止となったが、予想全体を見れば珍しく好調だった。中でも大きなヒットとなったのが土曜・京都６Ｒの新馬戦。◎→△で馬単１万７６３０円と、得意の「ヒモ荒れ狙い作戦」が功を奏したわけだが、勝った１番人気の◎メイショウジェーンは以前から調教で気になっていた馬だった。

　そこで注目してほしいのが昨年12月21日の追い切り時計。乗り役の欄に「武豊」と名前があるように、騎手自ら感触を確かめた調教の動きが抜群だったのだ。レースのほぼ３週前の時計だけに盲点となりがちだが、実はこの乗り役欄は意気込みや本気度を知るうえでは重要な項目。つまり、レースに乗るジョッキーが直前に調教もつけていれば、馬券を買ううえで「要チェック」な情報なのだ。ネット版馬三郎では過去の時計もすべて見られるので、ぜひ活用してみて下さい。

　そして今週の勝負レースは土曜朝一番の京都１Ｒハートオブグリーン。これは紙面のコラムでも推奨した馬だが、とにかく動きの良さが目立つ。ダート６Ｆ戦の舞台設定もピッタリな印象で、狙うなら今回しかない。ちなみに今週の追い切りには浜中騎手が乗っていました。

（栗東時計班・浜口和也）

2012年01月20日