先週の猛爆記者

ベストの条件で末脚サク裂！

　先週は未勝利戦とはいえ、高配当を２つ的中。土曜・東京３Ｒは堀厩舎のシルクエルドールに◎。道中のペースがかなり速く前半は追走に一杯。初出走には厳しい展開だったが、エンジンが掛かってからケタ違いの末脚を見せ、能力の高さを感じた。ケイコ時計がそれほど目立たず人気はなかったが、鞍上に内田博騎手を配してきたほどで、要警戒の存在だった。まだまだ粗削りながらも秘めるモノは相当で、今後も追いかけて損はない馬だ。

　日曜・東京４Ｒは堀井厩舎のミヤコライジングに◎。人気はなかったが、穴馬として狙うポイントはいくつかあった。まず１つ目はダートで善戦止まりだった馬が、芝に変えてきたこと。穴馬を狙う重要なポイントだ。少し前にも天間厩舎のトシザグレイト（今週のガーベラ賞に出走）が同様のパターンで穴を開けている。その時と同じ東京ダート千四→芝千四。鞍上も同じ田中勝騎手だったことも後押しした。

　これも個人的に暖めていたデータだが、田中勝騎手は東京の千四がめっぽう得意。芝、ダートを問わず好走するし、１?２番人気になる馬も少ないので、困った時にはきっと役に立つはずだ。
　
　今週のお薦めは土曜・東京８Ｒのボンジュールメロン。前走は馬場が悪く、持ち味の決め手を生かせなかった。末脚の鋭さはこのクラスでも上位のものがあり、良馬場なら変わるはず。東京なら直線だけの競馬でも十分間に合う。

（美浦想定班・塩手智彦）

2012年05月18日