先週の猛爆記者

一変する要素が詰まった西浦厩舎の２頭

　先週は日曜新潟の予想がクリーンヒット。５Ｒの◎タニオブローズ（単勝62.1倍）が２着に激走し、▲◎×の３連単が34万10円の高配当。近走こそ精細を欠いて人気を落としていたが、新馬勝ちした実力馬。厩舎サイドも確かな復調を感じていて、距離延長と合わせて見事な変わり身を見せておいしい配当をプレゼントしてくれた。このビッグウェーブに乗って今週も狙っていきたい。

　狙いは土、日ともローカル福島で、西浦厩舎の２騎。土曜は１１Ｒのアクアブルーフライ。前走は近年まれに見る極悪馬場に泣かされ、全くの参考外。短期放牧を挟み、心身ともにリフレッシュしており、巻き返しの態勢を整えてきた。今回は天気が悪くなる心配がなさそうで、良馬場で走れそうなのは何より。華麗な変身を期待したい。

　日曜は９Ｒのホッコーマグマ。逃げにこだわるタイプで、一にも二にも展開が鍵。幸いにも今回の顔触れはハナを主張する同型が不在。１コーナーまで楽に運べる公算が高く、単騎逃げが濃厚。同馬は短距離女王ビリーヴの一族。本質的に１７００ｍは若干長いが、４つコーナーの福島なら息を入れることが可能で、こなせていい範囲だろう。おそらく人気が落ち、扱いが軽視される今回はまんまと逃げ切るシーンもありそうだ。

（栗東厩舎班・松永　篤）

2013年11月01日