先週の猛爆記者

適正なオッズの見極めも重要

　先週はオルフェーヴルの全弟アッシュゴールドが注目を一身に集めた土曜・中京５Ｒの新馬戦で馬単９万9620円（◎→△）を的中。多くのＰＯＧファンが肩を落とす裏で、おいしい配当をいただけた。勝ったヒルノマレットは時計だけ見れば坂路でアッシュゴールド以上に動いていた素質馬。当てたからではないが…、オッズの適正値を見極めることも極めて重要だと改めて認識した次第だ。

　今週のイチ押しは日曜・札幌２Ｒのピンクプリンセス。新馬戦で３着と幸先良くキャリアをスタートさせ、昨秋の京都戦では１番人気で２着。高い能力を示していたが、その後スランプに陥ったのは全てが気性的な問題。試行錯誤を続け、集中力が続くブリンカー着用の短距離戦で本来の走りを取り戻した。人気馬が消耗し合う先行激化の組み合わせも歓迎。半信半疑の今回はまだ配当の妙味が残っている。

　前走３着が過小評価されているタイマツリ（土曜・小倉３Ｒ）もうまみ十分。同日の未勝利戦と勝ち時計は同じでも、レース上がりで実に２秒３も上回る高水準の一戦。勝ち馬には離されたが、上がりを37秒３でまとめた自身の内容＆時計も評価に値するもので、４着以下がバラバラでの入線になったこともレベルの高さを物語っている。引き続き買いだろう。

（編集部・妹尾和也）

2014年08月01日