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東京大賞典・追い切り情報(2)トランセンドなど

 このままでは終われない。トランセンドは栗東坂路で4F57秒0-41秒8-13秒1をマーク。雄大な馬体を力いっぱいに弾ませた。「サッと流して57秒なら十分でしょう。後は競馬に行って力を出すだけですよ」と安田師は期待を込めた。

 フェブラリーS、南部杯、ジャパンカップダートのGI3勝に、ドバイワールドカップ、JBCクラシックの2着と、昨年は全連対を果たす充実の1年間だった。ところが今年は4戦して最高着順が3着と様相が一転。3連覇のかかった前走のJCダートもまさかのしんがり負けを喫した。「出脚がつかなくて、行くのに脚を使っている」と指揮官は分析する。

 枠は7枠(9)番。先手を主張する2頭(フリオーソ、エスポワールシチー)よりも外めの枠になった。「自分の形なら…と思うのですが。リズム良く走れるかどうか。今回も内の馬が行くのでどういう形になるのか…。状態はいいのですが」。復活なるか。注目が集まる。
 
 ハタノヴァンクールは栗東坂路で西谷(レースは内田博)を背に4F54秒8-40秒3-13秒5をマークした。「状態はいい。現状では速いラップが続く競馬はしんどい。実績あるコースだし、この距離でどこかでぺースが落ち着いてくれれば」と昆師はGI勝ちの舞台に期待を込める。ケイコをつけた西谷も「動きはいい。春と比べても今の方がいいぐらい」と出来の良さに胸を張った。

2012年12月27日