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女帝の“忘れ形見”ショパンがデビュー

女帝の“忘れ形見”ショパンがデビュー

 平成の女帝エアグルーヴの“忘れ形見”ショパン(牡、父キングカメハメハ、栗東・角居)が、日曜阪神5R(芝2000m)でついにベールを脱ぐ。

 母は96年オークス馬で、その母ダイナカール(83年)との母娘制覇を達成。翌97年の天皇賞・秋では、17年ぶりとなる牝馬Vを成し遂げ、同年の年度代表馬に輝いた。

 繁殖入り後の成績も優秀で、第1子のアドマイヤグルーヴは03、04年のエリザベス女王杯を連覇。第11子のショパンは、12年に国際GI・クイーンエリザベスCを制したルーラーシップの全弟にあたるが、母は同馬を出産した直後の13年4月、内出血のため20歳でこの世を去った。

 晩成型の多い血筋で同馬も「まだ子どもですね」と岸本助手の評価は辛口。だが、均整の取れた好馬体に「背中の雰囲気なんかは兄によく似ている」と確かな素質を感じている。

 半姉アドマイヤグルーヴからは、今年の2冠馬ドゥラメンテ(牡3歳、美浦・堀)が誕生しており、母系から来る爆発力は魅力。M・デムーロとのコンビで初戦を突破し、クラシックへの扉を開く。

超良血馬ショパンがいよいよデビューを迎える

2015年12月16日