馬三郎の大きな特徴といえば、坂路だけでなくコース調教も網羅している調教速報の存在。紙媒体と違い、掲載スペースの制限がないため、デビューから現在に至るまで、全ての調教タイムを見ることが可能なんです!そんな調教ファンにはたまらない機能を使いこなしているのが、調教捜査官として各メディアでご活躍中の井内利彰氏。
この機会に調教の凄さを体感してみませんか?
競馬=パソコン
私にとって競馬の仕事をする際になくてはならないのが「パソコン」です。今や依頼を受けた原稿はすべてメールで送信。トレセンでの取材にもパソコンは利用しており、調教取材で計測した時計の管理は当然ですが、調教師や厩務員から聞いた話の内容などもすべてパソコンに打ち込むようにしています。よって、依頼を受けた原稿もパソコンで書き上げてしまうというスタイルになっています。
ですから、私はどこへ行くにもパソコンを忘れることはありません、というより忘れることができません。トレセンはもちろんですが、現在出演させていただいている「競馬予想TV!」の出演の際にもパソコンを利用しているので、東京出張にも同行します。実はこれはパソコンで仕事をしているメリットでもあるのですが、移動時間や待ち時間を利用しながら仕事を進めることもできたりするので非常に便利です。
ただ過去に一度、番組出演の際にAC電源を忘れてしまい、本番中にバッテリー残量がなくなりそうになりました。慌てて自分のパソコンにあるデータをすべて、スタッフのパソコンに移してパソコンを差し替えるというドタバタ劇。危うく放送事故になってしまうところでした。そんなこんなで、とにかくパソコンがないと競馬ができないのが私のライフスタイルです。
馬三郎の調教欄ならここまで可能!
そのパソコン競馬の中心的存在を担っているのがインターネット馬三郎です。調教主体の予想をする私にとっては、全馬余すところなく掲載されている調教時計がなによりも魅力です。
紙媒体の競馬新聞は掲載スペースの都合があり、例えばローカル開催の未勝利戦などは掲載される調教の内容がカットされる場合があります。これは調教の本数や強さなどで予想する私にとっては致命的なことであり、「実際はトレセンで調教をやっているんだけど結果的にはやっていない」ことになってしまうので、調教の本数が少ない、足りないから馬券の対象にはできない、となってしまうわけです。
最近、私が馬三郎の調教欄のおかげで馬券を獲ることができたのは、2008年4月20日の福島3Rの未勝利戦。このレースで1着となったサザンジェネラルは中3週という間隔なので、私が好走の基準とする調教本数は3本でした。ところが何紙か目を通した競馬新聞には1本もしくは2本しか掲載されていませんでした。これでは馬券対象外だったのですが、馬三郎で確認すると基準以上である4本の一杯に追われている調教内容が掲載されていました。これで迷うことなく◎マイネルオール(2着)との馬連を購入し、12140円の配当的中となったわけです。
また、競馬新聞等では過去に連対した時などの追い切り詳細を見ることができますが、実際にその時の調教本数や1週前はどのような調教だったかまでは見ることはできないので、デビューしてから現在に至るまでの調教もすべて見ることが、馬三郎の調教欄は他をリードしています。さらに惨敗した時の調教内容を見れば「こんな追い切りだったから負けたんだな」と納得が行くことも多々あります。
とにかく調教からコアに予想するなら言うことなしのインターネット馬三郎です。
- 井内利彰
- 調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」、「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」など。